2005年07月05日

脳の中の幽霊

今日は“錯視(目の錯覚)”のご紹介。
梅雨のこの季節、外に出れない雨の日に家でお子さんと一緒に見て、作って楽しんでください。

『北岡明佳の錯視のページ』  
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/

rotsnake[1].gif
(↑画像をクリックして大きく表示して見てください。)

もう、ただの静止画がウネウネ動いて見えたり、ぜんぜん違う色に感じたり。
人間の目による認識の不思議さがこれでもかってくらいあふれています。


『グランド・イリュージョン』
http://www.grand-illusions.com/dragon.htm

まずはこのVideoを見てください。
http://www.grand-illusions.com/videos/dragon%20illusion.wmv
紙のドラゴンが、こっちの動きに合わせて首を動かしています!
すごい不思議!!

このページから実物がpdfファイルとしてダウンロードできますので、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?簡単に作れます。
http://www.grand-illusions.com/images/dragon.pdf
(作ったドラゴンを片目で見ると・・・。あら不思議!首を動かしこちらを見ています!)


++++++++++++++++++++


人間の視覚というのは、そもそも網膜という2次元の構造で3次元の世界を捉えているので、脳では2次元の入力情報から3次元の世界を“解釈して復元する”という作業を行なっています。
さらに、視神経の数はたった100万程度しかなかったり(解像度100万画素のデジカメで世界を見ているようなもの)、盲点といった構造的な問題もあり、実際には自分が頭で“見ている”と認識しているよりずっと少ない情報しか目からは入ってきていません。

そんな乏しい入力状態でも、これだけしっかりと“世界”を見ているように感じられるのですから脳ってすごいですよね。
でも、それこそが“錯視”が生まれる原因なわけで・・・。

沈む夕日を見て空高くに位置している時より大きく感じたり、写真で見る山々は自分で感じていたよりもずっと小さく写っていたり。身近なところにも錯視はたくさんあります。
夕日を見た時に、お子さんとそんな錯視について話し合ってみるのもいいのではないでしょうか。


●盲点を体験しよう!
正常の両眼視ではカバーされている盲点を簡単に体験できます。左目をつぶって図の中の十字を右目で注視しながら顔を遠ざけたり近づけたりするとある距離で右の赤丸が消失します。これは、赤丸の映像が盲点上に像を結んだため、認識されないためです。

mriot[1].gif
(↑画像をクリックして大きく表示して見てください。)

参考サイト『ビジュアル生理学・視神経』
http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/sikaku.htm


おすすめ図書『脳の中の幽霊』
実際に自分でもできる、いろいろな錯覚や錯視がたくさん紹介されています。なにより本当に脳の不思議が満載の本で、“自分ってなに?”“意識ってなに?”といった人間の根本的な問題を再認識させてくれます。私がこれまでに読んだ理系の読み物の中でベスト3に入る本です。でも完全に大人向けです。
posted by 子育て父さん けい at 12:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家で遊ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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