2006年03月08日

第八回化石の発掘:埼玉県川本町(荒川北岸「土塩層」)

さて、引き続き埼玉県川本町の化石の発掘レポートです。
午後からは荒川対岸の「土塩層」へアタック!!

こちらの地層は細かな砂の混じった泥が固まってできた砂質泥岩(楊井層より固くしっかりしている)で、そこから産出される化石の種類は,二枚貝が最も多く、他に巻貝ツノ貝魚のウロコ木の葉カニの巣穴の化石が見つかっているそうです。

また、まれにサメの歯魚の骨の化石も発見され、過去にはまるまる一体分の大きなサメの歯(メガロドン)が一そろいそろって出てきたそうな!
(そのメガロドンの化石は『埼玉県立自然史博物館』に展示されています。
詳しい情報はこちら。すげー\(◎o◎)/)

木の葉以外はすべて海の生物の化石で、木の葉は陸から河川によって運ばれてきたもの。このことから土塩層は、海底に堆積した地層だということがわかります。
さらに貝の化石のなかには、新生代新第三紀・中期中新世の後半(約1000万年前)にだけ生存していたことがはっきりしている種類が見つかっていることなどから、土塩層は1000〜1200万年ほど前の海底に堆積した地層だと考えられているそうです。


場所はこちら(現地地図)
(『埼玉の自然をたずねて 日曜の地学』という本にこの場所の詳しい情報が載ってます。興味のある方は「こちら」をご参照ください。)


川原横のグランドには、こんな看板が立っています(笑)

サメ看板.jpg

はたして、今回サメの歯は見つかるのでしょうか!?


グランド奥から川原に向かって藪の中を進んでいきます。
3月頭のこの時期なので藪は枯れているのでなんとか進んで行くことができましたが、真夏や秋の藪が生い茂っている季節には進入することは難しいくらい茂っています。ここをアタックできるのはせいぜい5月くらいまでじゃないでしょうか。

やぶ.jpg

なんとか藪の中を突き進んでやっと「土塩層」露呈部分に到着。

土塩地層.jpg

さっそく発掘開始です!

貝の化石や葉っぱの化石はすぐにちらほら見つかりました。

貝001.jpg貝002.jpg貝003.jpg貝004.jpg

でも2時間ほどがんばってみたもののサメの歯は見つけることはできませんでした。
今回の成果はこんな感じ。あまりいい感じのものはありません。

土塩層化石.jpg


第七回、第八回と2回にわたり埼玉県川本町の化石発掘レポートをお送りしましたがいかがでしたでしょうか?
ここは都心からも日帰り可能の距離で駅からも近く、しかもがんばれば一度に2箇所の発掘をチャレンジできる場所なので興味がある方は行ってみることをお薦めします(^o^)/

--------------------------------------------


そうそう、ブログの人気ランキングというのに登録してみました!
もしこのブログを読んで参考になったとか面白かったと思った方は、下のリンクをぽちっとクリックして投票していただけると今後の励みになります!よろしくお願いしますm(__)m

『人気blogランキング』


『子育て父さんサーチエンジン』
posted by 子育て父さん けい at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外で遊ぶ(化石の発掘編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/14420328

この記事へのトラックバック
【送料無料】親子で楽しむ!磯遊び大研...

【送料無料】親子で楽しむ!磯遊び大研...
価格:1,155円(税込、送料込)

化石発掘クリーニングセッ...

化石発掘クリーニングセッ...
価格:1,496円(税込、送料別)

| 外で遊ぶ | 外で遊ぶ(化石の発掘編)| 施設で遊ぶ | 家で遊ぶ |
| 生きものと遊ぶ | 生きものと遊ぶ(アリの飼育) |
| 遊びの情報・資料室 | 日記 | 自己紹介 |

[子育て父さんの天才遊びマップ]
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。